スマート451 ドレンボルト閉め過ぎで、オイルパン交換

スマート451 ドレンボルト閉め過ぎで、オイルパン交換


スマート451のエンジンオイルを抜く、ドレンボルト

三菱ミラージュの1000ccの『3A90エンジン』ではなく、
三菱I、ekや日産デイズとかの660ccの『3B20エンジン』を、
進化させた、スマート451の1000ccの『3B21エンジン』には、
同じように、フィルター付きのドレンボルトが付いています。


このドレンボルト = 鉄製

オイルパン = アルミ製


整備書の指定トルクで絞めると、

ネジ山が、ねじ切れます。

力入れ過ぎ。しめ過ぎでず。

やわらかいアルミのねじ穴に、硬い鉄のボルトを、

絞め過ぎると、ネジ溝を破壊し、食い込んでしまいます。

食い込んだんネジを外すと、二度とネジが締まりません。


やたらに、きつく締まっていて、ドレンボルトが回らない。
やっと外して、オイル抜いても、ドレンボルトが、空回りで、締まらない。
いわゆる、ネジがバカになってる。

閉め過ぎで、最悪、オイルパンを割る事すらあります。

緩めに絞めて、多少オイルが、にじんできても、特に被害はないが、
このアルミ製の大きいオイルパンは、結構な出費です。

スマート451 ドレンボルト閉め過ぎで、オイルパン交換


ネジ山がおかしくなっているのわかりますか??(上の写真)

これは、ねじ切ってしまって、タップを切りなおして、

全く別のボルトを突っ込んでいます。(下の写真)

なかなかの手間をかけたのは想像つきますが、

無駄なアガキ! ひどいオイル漏れです。

下回り掃除するのに、スチームとパーツクリーナーで、大騒ぎです。

最悪ですね。

スマート451 ドレンボルト閉め過ぎで、オイルパン交換


新品のアルミ製のオイルパンに交換です。

金額もそこそこします。


交換も、450や453のオイルパンのように、簡単にはいきません。


ワーゲンとかでも、アルミのオイルパンに、鉄のボルトの組み合わせで、
規定トルクで絞めると、オイルパンが割れると言うのも、よくある話。

オイルパンがアルミ製でも、ボルトの受け部分が鉄になっている車は、平気ですが、
スタンドとか、オートバックスやイエローハット等のカーショップや、
国産主の整備工場では、マニュアルに従うのが、基本なので、
こういうヘマが起こります。

外車畑のメカニックは、マニュアルに騙され、やられた経験が必ずあるので、
マニュアルを疑う事を知っている。
この辺が経験値なんですよねぇ~