これもスマートフォーフォーのメンテナンスの代表格のひとつです。
スロットルバルブとは、
空気取り込み口とインテークマニホールドの間で、
空気の流入量を調整する弁のことです。
アクセルペダルの開閉や様々な情報により、
コンピューターが弁を開閉し、
エンジンの回転数と負荷を調節しています。
症状としては、
1.走行中、突然40キロぐらいしか出なくなった。
2.三角のビックリマークが点灯
3.アイドリングが不安定(フォーフォーではめったに無い)
対処方法は、
1.メインコンピューターのアップデート作業が、
まず必要です。
ディーラーで整備されているフォーフォーは
アップデート済みの車両もございますが、
車検も点検もディーラーで行っていない車は、
アップデートがまず必要です。
2.次にESPのプログラムのアップデート作業を行います。
3.スロットルボディーに接続されている、
コネクターの信号チェックができるようになりますので、
◎一時的な、エラー信号なのか?
◎カーボンやスラッジ = 汚れによる、作動不良なのか?
◎機械的な作動不良があり、故障しているのか?
◎ボードやチップに不具合があり、故障しているのか?
4.清掃で様子を見るか?
新品に交換するか? 判断します。
もちろん、清掃で様子を見てもらうとしても、
再び同じ症状が出る場合は、交換が必要となります。
(↑新品に交換後の写真です。↑)
もちろん、これ以外の原因もございます。
(メインコンピューターがダメとか・・・ケースbyケースです。)
ちなみに、
バックギアが入りにくいとか、ギアが入らないのは、
クラッチアクチュエーター
変速しないとか加速しないのは、
クラッチディスクやレリーズフォーク
フォーフォーの3つの泣き所です。
走行中いきなりスピードが出なくなって、
怖かったと言う気持ちは分からない事もありませんが、
それをリコールをなんて、騒いでいる方もいるほどです。
で す が 、で す が 、
全て消耗品ですし、
全てユーザーの整備不足です。
ブレーキパッドが減っているのに、気にせずお乗りのユーザー様
オイル交換を一度もせず、
オイルがほとんど入っていない状態でお乗りのユーザー様
と、同じなのです。
結局、売る側が、きちんと教えていないのが、まずいのです。
そんな店から買うからいけないのです。
きちんと、整備してください。
極論は、予め交換しておくか? 壊れてから交換するか? です。
話を元に戻して・・
フォーフォーの場合、
年1回ぐらいスロットルボディーの清掃が必要なのかもしれません。
ただ、それだけのことなのです。
スロットルバルブに、
カーボンやスラッジがたまらない車は、
世界中に1台もありません。
(電気自動車にはスロットルバルブ自体がありません。)