二人乗りスマートのモデル

 カーセンサーやグーなどの外車のモデル説明は、嘘ばかり。
 それをうのみにしている、スペックオタにも、要注意!!

注)西暦表記は、製造年です。
  日本の車検証に記載の「初度登録年(年式)」ではありません。

 ◎ 製造年と和年式(初度登録年)の違いは、こちら

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☆450☆


1998年~2000年:600ccエンジン 

   ウルトラマン顔のスマートの時代。
   50馬力と、55馬力の2種類を生産。
   1998年の特別仕様車が、LTD1(リミテッド1)
   2000年のBRABUSミレニアムエディション
   2000年モデルまでは、内装のプラスチック部分が、『青』
   毎年、細かくマイナーチェンジをしている。  

2001年~2002年:600ccエンジン 

   マイナーチェンジ。内装のプラスチック部分が、『グレー』
   50馬力、55馬力に加え、61馬力が登場。
   当社では、61馬力を輸入。後にDCJも2002年のみ61馬力を輸入。
   クーペの、ヘッドライトが、カブリオと同じ落花生型に変更。

   このヘッドライトの形の違いで、前期後期を分類する人がいるが、大間違い
   カブリオは、発売当初から、落花生型ヘッドライト。
   2000年スウォッチ撤退で、ウルトラマン顔のオリジナルデザインを使えなくなり、
   2001年から、クーペを、カブリオと同じ落花生型の顔にしたと言う事。
   
   こうして、毎年、細かくマイナーチェンジをしているので。
   前期後期で分けるの大間違いと言うか、大ボケ!!
  

2003年~2004年:600ccエンジン

   形は、何も変わっていないが、コンピューターが一新された。
   2002年で、55馬力の生産を終了し、50馬力と61馬力が生産されている。
   600ccのスマートは、2004年で、生産終了。
   日本には、初度登録2006年まであるが、2006年には、既に作っていない。
   
   さらに、なぜか?
   DCJがスマートKと称して販売していたのは、旧来の55馬力のまま。
   日本仕様の600cc用の走行プログラムは、進化していない。
   

2003年~2006年:700ccエンジン

   形は全く一緒だが、600ccの時代のすべてのダメ出しが終わって、
   登場したのが、700ccのスマート。
   もっとも異なるのが、スマートの走行プログラム。
   600ccで、不満だった点が、一新されたプログラム。
   
   600ccスマをあちこち改造して、いじくりまくって、
   カート場を借り切って、遊んでいたのに、
   700ccが登場してきて、乗ってみるとあまりの違いに唖然。
   みんなで、もう600いらないねと、ドイツへオーダー入れた程。

はっきり言って、600ccが700ccにかなう所は1カ所もない!!

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スマートクーペとスマートフォーツークーペの違いは、こちら

スマートK フォーツーK って、どこが違うの?

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☆451☆


2007年~2008年:451初代

   フルモデルチェンジして、三菱がダイムラー傘下だった時代のスマート。
   三菱 1,000ccエンジン アイドリングストップなし
   三菱のアイ・ミーブ(軽)と同じと言う人、大ハズレ。660ccじゃない!

   歴代のスマートで、最も修理が少ない優等生。
   450の時代との決定的な違いは、高速走行時の安定性。
   450のクセが取れ、圧倒的に乗りやすい。
   ターボ付きとターボなしがあるが、DCJは、NAのみ輸入。
   2008年ターボ車両をさらにパワーアップした『BRABUS』98馬力で登場。

2008年~2009年:アイドリングストップ付き

   見た目は変更なし。スピードメーターが新しくなる。
   NAは100%アイドリングストップ付きの『mhd』micro hybrid となる。
   ターボ付きの車両は、メーター以外の変更はない。

2010年~2012年:451スマートの3世代目

   マイナーチェンジで、様々アップデート。
   本国のグレードで『pure』以外の、見た目の変更で、分かりやすいのは、
   サイドスカート、リアガーニッシュ、給油口の蓋などが、ボディー同色になった。
   室内のセンターコンソールや、左右のエアコンの吹き出し口など様々変更。

   ノンターボの『mhd』とターボ車との構成は変わりない。
   日本では、後半ターボ付き新登場と売っているが、それまでベンツが、
   輸入していなかっただけで、最初から、メーカーはターボ車を作っている。

   ターボ車両をさらにパワーアップした『BRABUS』は、102馬力にup。
   本国では、1から10までオーダーできるテーラーメイドに、119馬力も登場

2012年~2014年:451スマート4世代目

   マイナーチェンジで、様々アップデート。
   フロントグリルの真ん中にスマートエンブレム(ボンネットから移動)
   フロントスポイラー、サイドスカート、リアガーニッシュ等一新。
   シートデザインも変更され、アームレストも加わる。

   ノンターボの『mhd』とターボ車との構成は変わりない。
   ターボ車両をさらにパワーアップした『BRABUS』も、新デザインで継続。

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☆453 ガソリン車☆


2014年~2016年:前期

   フルモデルチェンジ ルノーエンジン&ルノーミッション。
   ルノーのデュアルクラッチ廉価版が世に出る。
   1年目のターボ車は、3ペダルの完全マニュアル車。これが最高!
   ルノーの900ccターボエンジンに、オートマ車がなかったので、大慌てでオートマ製作。
   2015年から、ターボのオートマ遅れて登場

2017年~2018年:453後期

   見た目は何も変わっていないが、少しバージョンアップ。
   メーター内の誤記表示等も改善される。

   ベンツジャパンは、4人乗りをメインとして輸入しているので、
   2人乗りは、100台注文して、入ってくると100台限定の繰り返し。
   反則のスポット売りで、とにかく2人乗りが少なくて・・・ 
  

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smart EQ
☆453 EQ☆


2019年~2022年

   453モデルを、マイナーチェンジした、電気自動車のみ生産。
   「for two」「for four」 両方とも電気のみとなる。
   ほぼ、日本には、輸入されていないが、パリで乗ったら、超面白い車。
   ヨーロッパの大都市では、活躍できるが、地方では1台も見ない。

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☆現行EQ SUV☆


2023年~  : #1 , #3

   完全中国生産となったスマートです。
   電気自動車のみで、ガソリン車は、1台も作っていません。
   ドイツでは、4万ユーロ未満のSUV部門では、人気No.1
   2024年中には、新しい『#5』発売予定。

   世界中の車の中身は、中国製の部品多数なので、中国嫌ったら、
   日本車もダメで、アメ車に乗るしかない時代。

   それは別としても、世界中の全メーカーが、猫杓子もも杓子も作ってる、
   SUV いらないよね~ smart じゃないよね~
   でも、カラーリングや内装は、スマートしてるんだよね~
   ベンツやBMWのSUVより安いけどね~

  #3のBRABUS 約5万ユーロです。
  欲しい方は、取り寄せますよ~ 経費掛かりますが・・・ 

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スマートのモデルの違いは、こちらをご覧ください。