リアブレーキ ホイールシリンダーのオイル漏れ

以前も書きましたが、リアブレーキのホイールシリンダーのオイル漏れですが、
450スマート全モデルの車両に乗られている方で、
4年以内に交換していない方は、
早めに点検して交換されることをオススメします。

週に1回しか乗らない方は、確実に固着しています。

リアブレーキ ホイールシリンダーのオイル漏れ

ラジオペンチで、ゴムカバーをめくっていますが、
最初は、シリンダー両サイドのゴムキャップ内で
微量のオイル漏れをためています。

そのうちゴムカバーからあふれてきて、
ライニングにオイルがしみこみ、焼けていきます。

リアブレーキが効かなくなります。

下の写真が、ホイールシリンダー左右セット、15,435円です。
同時にブレーキオイル交換も必要となります。

ほとんどの車両は、オイル漏れしています。
当店で納車点検や車検時の点検等で入庫した車両の80%以上
(あくまで私の主観)は、漏れています。

ドラムブレーキは、ディスクブレーキと異なり、
熱の放出が出来ない為に、熱がこもり、
2年ぐらいでこのカップのシールがだめになってしまうのです。
国産の軽自動車でも、まともな整備工場でしたら、車検毎に、分解清掃します。

ブレーキフルードの漏れをほっておくと、
ライニングも替えなければならなくなります。

ライニングは、左右セットで18,900円です。

新品のライニングの厚みが5ミリですので、
実際、ほとんど減っていかないので、交換は10万キロ毎が、目安。
ホイルシリンダーから、ブレーキフルードが、漏れ出て、ライニングに浸み込み、高温で摩耗され、ブレーキダストもたまり、石化しているライニングもあります。

スタエンドや、1日車検とかやっているようなところでは、

タイヤ外して、ドラムあけて、掃除すらしてないお店が多いので、

そんなお店に、皆さんの愛車触らせちゃダメですね。