4枚の写真ですが、どの部分かわかりますでしょうか?
このブログでも、何度も紹介しています、
「リアブレーキのライニングを作動させている、ホイールシリンダー」です。
2004年モデルで、車も新しく、走行もわずか約1,500km。
普通の販売店なら、高年式、低走行車両ですから、
ドラムを空けての点検すらしないでしょう。
リアブレーキのドラムを開けると、この走行距離ですから、当然きれいです。
いつもオイル漏れしている、カバーをめくっても、
カップからオイル漏れしていません。
普通のメカニックならここで、OKと終わってしまうかもしれません。
しかしながら、
3年間ブレーキオイルを交換していない。
わずかなブレーキダストとともに、劣化して、
ブレーキオイルが腐っています。
シリンダー自体は傷んでいませんので、全て分解して清掃、ホーバーホールです。
スマートに限らず、国産車も外車も関係ありません。
走行距離に関係なく、
ブレーキオイルは交換すべきものです。
毎年でも良いぐらいです。
(高速走行の多い方。ロム入れてる方。いつでもカッ飛んでいる方。)
最低でも2年毎の交換が必要です。
ディーラーできちんと整備されている車両の整備手帳を見ると、
定期点検時毎とか、最低でも車検の時には、ブレーキフルードは交換しています。
車検にお金をかけたくないからと言って、
何にもせずに、安く上がったことを自慢している方!
そんな仕事を請けるショップで、皆さんの大切なスマートを見てもらわない事です。
壊れてから修理すれば良い部分と
ダメになる前に手を入れておくべき箇所
この辺をよく理解してください。
初期のお客様の車両は、10万キロオーバーの車両が増えてきました。
手さえ入れていれば、いくらでも乗れるのがドイツ車です。
早いもので最初に輸入した頃のスマートは、今年で10才です。
国産の10年前の車と違って、「
昔の車乗ってる。」と言われない所がすごいところです。