スマートのメーター内に、
エアバック警告灯が、点灯したまま消えない。
スマート450、451ともに、
エアバック関係に異常があると、エアバックの蛍光灯が点灯します。
写真は450ですが、451も多いです。
上の写真のように、エンジンをかけようと、イグニッションオンにすると、
全ての警告灯が点灯し、コンピューターがセルフチェックを開始し、
問題なければ、言えます。
エアバック警告灯が、消えないと、入庫しました。
バッテリーを外さずに、ステアリングを外したり、
ステアリングを外した状態でイグニッションオンにしたり、
何らかの、一時的なエラーや、電気的なエラーで、点灯する場合も、ございます。
こうした一時的なエラーは、
スマートのメインのコンピューターにも蓄積されていますが、
エラーを消去すると消えてしまいます。
ちなみに、エラー消去は、
バッテリーを抜いて、一晩放置しても消えません。
テスターがなければ出来ません。
再び点灯する事がなければ、ほぼ、問題なしと考えてOKでしょう。
再び点灯してしまったりとか、
点いたり消えたりを繰り返す場合、
どこかが、故障しています。
いざと言う時に、
エアバックが開かなければ、終わりです。
甘く考えないでくださいね。
他の車と違って、スマートの場合は
特に、命を守ってくれるエアバックが不可欠です。
エアバック無しは、致命的な末路を迎えます。
必ず、修理してください。
原因は、以下の通り
◎ステアリングのエアバック自体や配線が不良
◎ステアリング内のスパイラルケーブルが、断線
◎助手席側のエアバック本体や、配線が不良
◎運転席、助手席のサイドエアバック本体や配線の不良。
◎エアバックのコントロールユニットの不良
◎エレクトリックコントロールユニットの不良
エアバック警告灯が点灯する、様々な原因がございます。
今回の場合は、
レストレイントシステム コントロールユニット
(エアバックのコントロールユニット)が、いかれていました。
エアバックコントロールユニットは、クロスメンバーに取り付けてあります。
センターコンソールの部分を、下から除くとオレンジ色のボックスがございます。
間違っても、バッテリーつないだまま、取り外したり、ショートさせたりしないこと。
エアバックが爆発します。
ドカンと一瞬で開きますので、大ケガ、圧迫死など、とんでもない事になります。
素人が触る部分ではありません!
単純に新品に交換して固定するだけです。
部品のバージョンが、7から12に上がっています。
5段階も上がっていると言う事は、かなり試行錯誤の対策部品と言う事か?
より優れたプログラムに、随時バージョンアップされてきたと言う事か?
中身は分かりませんが、ダメ出しを繰り返し、常に進化して、グレードアップしている車なのです。
交換後、エアバック警告灯もつかなくなり、一件落着です。
参考までに、部品代が、6万円弱します。