450も451も交換されている方も多いと思いますが、整備必須箇所、

スマート　エンジンマウント交換
　

450も451もロードスターも、中古車を購入したら、
　
ブレーキの次に、真っ先に、交換すべき箇所。

スマートのエンジンは、エンジンの前と左右の３箇所で、支えられています。

写真上が、エンジンの前側、
　　　見た目きれいそうですが、ゴムの中央部が、切れています。

写真下が、エンジンの左側　　

写真下が、エンジンの右側

上からのオイル漏れもあって、中のゴムが腐ってます。

ご存知のように、スマートの後ろに立って、誰かにアクセルを吹かしてもらえれば、
一目瞭然ですが、普通にふかすだけで、スマートのマフラーが上下します。

このように、スマートのエンジンは、常に暴れていますので、
この３箇所のゴムに、いつも負荷がかかっているのです。

もちろん、スマートに限った話ではありませんが、
エンジンマウントのゴムは、どんな車でも経年劣化します。

ゴム製品として、７年はムリ！！　限界を超えています。

通常５万キロ～６万キロで、交換です。

　
そして、一番ダメージが多い順は、

◎１年ほど寝かした等、置いてあった車。

◎そして、週１回しか乗らない車です。

◎距離乗る方、渋滞の中を頻繁に乗る方。

　
１週間車を走らせずに、ゴムの同じ個所に荷重がかかり、
その形が付いてしまい、変形してしまいます。

タイヤ同様、ゴム製品は、距離は関係ありません。
経年劣化で確実にダメになります。

もちろん、たくさんのられている方や、渋滞の中を頻繁に乗る方も、
車が振動する度に、エンジンマウントに負荷がかかりますので、劣化します。

ロム入れて走ってる車は、特にダメージが早いので、1年毎で交換し、
強化マウントを作って取り付けている方もいます。
ロム入れて無くても、ガンガンふかす方も一緒ですね。

おとなしく運転されている方でも、
傾斜の付いた駐車スペース止めるために、左足ブレーキを多用される方や
サイドを引いて坂道発進を頻繁にされる方も、
エンジンマウントに負担がかかっています。
走行3万キロで、交換されている方もいらっしゃします。

ゴムの中央部分↑をご覧ください。

末期状態では、完全にゴムがぶちきれています。

　
交換時期の目安＝エンジンマウントの限界

450の場合、
　
　　スマートが発進する、ひと転がり目、　　　　　

「ゴツン」と振動がある。

451の場合、
　
　　エンジンをかけた際、アイドリングストップからの復帰時

エンジンの「ブルブル」振動が、
　
座席にそのまま伝わる

他の車でしたら、デフ？とかミッション？と、素人判断したくなるような、症状です。　

発信時に、ゴツンとなるのに、そのまま放置しているとこんなになってしまいますが、
ここまでなる前に、おかしいなと思ったら、３箇所同時に交換してください。

交換は、エンジン半おろしにしてからですので、なかなか大変です。


実際、ひどいのもありまして、

無理やり突っ込んだのか？ねじれて付いている。

後ろ２ヵ所もひどいのに、前だけ交換してある。

ブレーキラインを痛めてる。

配線が、挟まっていて。断線しそう。

どこのどいつがやったのか知りませんが、
今まで、ひどいのも、何度も見つけています。
ディーラーで作業して、記録簿に書いてあるものも・・・
へっぽこメカニックの産物ですね。

へっぽこなのは、最初は、仕方ないかもしれないが、
プロなら、確認しようよ！
あれって思ったら、躊躇なく、やり直そうよ！

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ちなみに、この部品に関しては、純正品が一番です。
もちろん、全ての社外品がダメではない。
純正品一番と言う偏見や思い入れは抜きにしてです。

ドイツのマイレ（MEYLE）社製の
　　エンジンマウントがよくありません。

マイレ（MEYLE）社は、ドイツの有名な部品メーカで、
ベンツをはじめ、多くの社外品部品を提供していて、
評価も悪くないメーカーなのです。

金額も、３点で１万円ほど安いのです。

ですが、このゴムが質が悪い！！純正品よりひどい！！

２年２万キロで、ヤワヤワとなり、
　つぶれてしまい、エンジンが垂れてしまいます。

他のメーカーの社外品は、いいものがあるかもしれませんが・・
マイレ（MEYLE）のエンジンマウントだけはNGです。