症状としては
* バッテリー正常でも、セル(スターター)が、回らない。
* エンジンのかかりが悪い。エンジンが掛からない。
* セルが回っているのに、エンジンが掛からない時がある。
* モニターに横3本線が、時たま出る事がある。
シート下のリレー絨毯の下に隠れてる、リレーボックスの交換
シートの下に、写真のような黒いボックスがあります。
今回、下の写真のように、湿気や雨漏り等で
このリレーボックスのコネクター部分でショートしたと思われ、
白くなっているのがお分かりでしょうか?(下の写真)
フューエルポンプリレーと
オートクラッチトランスミッションリレーが、
飛んでいました。
ボード自体も怪しいので、後のことを考え、リレーボックスごと交換させていただきました。
リレーボックスASSY(リレーもヒューズも付いている)のお値段は、
伝票が手元に無いので・・・アバウトですみません。
17,000円ぐらいだったかな?
2万円はしませんでした。
写真のリレーの内容は、右から
ヒューエルポンプリレー
オートクラッチトランスミッションリレー
メインリレー
インタークーラーファンリレー
スターターリレー
エアコンコンプレッサーマグネットリレー
ヒューズボックスの各ヒューズ点検後、
こちらのシート下のリレーボックスも疑ってください。
このリレーBOXが付いている車は、
1998年~2002年に製造されたスマートです。
製造年2003年以降は、このリレーボックスが付いていません。
エレクトリックコントロールユニット(N10)に総合されています。
日本の車検証に乗っている、初度登録年(年式)ではなく、製造年です。
車側の配線のコネクターもチェックです。
こっちがショートして、溶けている車も多いです。
適当な修理屋さんですと、
リレーボックス買えたのに、配線傷んでいてもそのまま
結局、再発して、当店に運び込まれると言うケースも何度かありました。
椅子外して、じゅうたん外すと、フロアはこんな感じで、
こんな感じで、リレーボックスが付いています。
このリレーボックスがダメになる原因は、『水』
雨漏れ等で、絨毯裏のウレタンに水を含んだら乾きませんので、
えいれーが水没する感じになり、壊れてしまいます。
なので、
内装全部はがして、
フロアカーペットを乾かす。
まずは、
天気のいい日に、踏みつけて、水を少しでも抜く。
何度も繰り返す。
そして、炎天下放置。
日が落ちたら、脚立にかけて、エアコンの前に立てて、
一晩中エアコンの当てておく。
次の日も、同じ事繰り返す。
3日ぐらいでは乾きません!!
工賃いくら戴けるのでしょうか???