スマートのクラッチアクチュエーターとは、
皆さんの左足の代わりに、棒を伸ばして、
クラッチを切ったりつないだりしている
スマートの基幹部品です。

フェラーリをはじめ、メカニカルクラッチ製作の
超有名メーカー「SACHS」社製です。
当然、なかなかの高額部品です。

スマートを駐車場に停め、
ドアを開けてから、エンジンを切ってください。
「キュ~ウゥ~」って音しませんか?
これが、交換時期の合図です。
通常、7万キロで交換です。

無理やりこじ開けると、こんな感じになっています。
下の斜視のモーターも、見るかい疲れている感じ。
皆さんの左足の代わりに、頑張ってクラッチ切ってくれています。
5万キロ超えると、変な音がし始めます。
低走行の、置いておいた車は、早いですね。

ギアのはいりが悪くなって来たら、
あきらめて、即、交換です。

451の場合、
クラッチディスク、レリーズ、シャフトシールと同時に、
アクチュエーターもセットで交換してください
クラッチカバーは、一緒に交換した方が、良いと思いますが、
最終的には、メカニックの判断で、交換してください・
動きの悪くなったアクチュエーターのままですと、
せっかく新品に交換した、クラッチディスクを、
あっという間にダメにします。
下手クソが、ギアチェンジして、新品クラッチ滑らすのと同じです。
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取り付け時の最重要ポイント
1.クラッチアクチュエーターの遊び調整。
取付位置調整は、スマートを初めて触るメカニックには、100%出来ません。
ディーラーの店舗にいるメカニックでも、
アクチュエーターの位置調整を何度もやっている経験がないと無理!!
フランス・アンバッハのスマートの工場で、
検査のメカニックに教えてもらった、この手先の間隔と、
日本で今までに、調整しては、試運転を繰り返した、
経験値がないと、やりたくでも、出来ないのです。
2.クラッチミートポイント、切断位置の学習
もちろん、交換しただけで、学習させても、ダメダメです。
正確な、遊び調整が出来たうえで、。
テスターで切断位置を学習させなければならない。