スマートというメーカーは、
1994年:時計のスウォッチ社とベンツの共同出資で作った
新しいメーカー『MCC (micro Compact car)』です。
『トヨタ』社の作る『プリウス』と言う車
『MCC』社の作る 『smart』 と言う車。
この理解が、正しい。
スマートは、ベンツが作っているのではなく、別のメーカー『MCC』。
当時、ダイムラー傘下の自動車メーカーは、
メルセデスベンツ、クライスラー、mccなど
1998年:フランスのアンバッハの最新工場で、量産開始。最初1台250万円程。
当社系(smart Japan)で、毎月50台づつ輸入開始。
2000年:スウォッチを切り離し、ダイムラーの100%子会社に。
2001年:日本では、ベンツ、三菱、クライスラー系の一部店舗で販売開始。
2002年:メーカーの社名を『MCC』から『smart』に変更。
2007年:ダイムラークライスラー社が、傘下の三菱とクライスラーを捨て、
日本でも、DCJから、ベンツジャパンへ。
2010年:ヤナセが経営不振で、伊藤忠、ベンツジャパン、みずほ銀行により解体。
国内では、新生メルセデス・ベンツ日本株式会社の販売網で統一。
ヤナセと言う法人は残ったが、旧ヤナセの店舗から「YANASE」の看板は消える。
2020年:ボルボやロータスを所有する、中国の吉利汽車控股有限公司(ジーリー)が、
スマートの親会社である、ダイムラーAGの筆頭株主になりました。
浙江吉利控股集団(Geely Automobile Co.,Ltd.)は、
あらたに、Smart Automobile Co., Ltd.を設立、世界に輸出する準備開始。
2023年:25年間スマートを作っていた、アンバッハの工場を閉鎖し、
中国に巨大で最先端の工場を建設し、smartの生産を開始。
二人乗りのスマートは消え、
猫も杓子ものSUV(電気)を生産しています。