クラッチリセット(クラッチ・ミート・ポイントの学習)

450クラッチディスク
クラッチディスクやクラッチアクチュエーターの交換後には、
スペシャルツールを使って位置出しを行い、
さらに、クラッチの接続および切断位置を
学習させ、クラッチミートポイントを認識させる
必要があります。

このクラッチの接続および切断位置を学習させ、クラッチミートポイントを認識させる作業を
「クラッチのリセット」と呼んでいます。

この作業は、クラッチアクチュエーターの交換時以外にも
定期的に行う必要があります。

ノーマルのスマートで、10,000kmごとに行ってください。

ブラバスでしたら、8,000kmごとに行ってください。

マニュアル車をお乗りになられていた方なら、誰でもご存知のように、
8,000キロから1万キロごとにクラッチの調整をするのですが、
スマートも同じように、クラッチの調整が必要となります。

スマートの場合は、それを、電気的に診断機を使って、クラッチの切れるポイントと繋がるポイントを学習させ、調整するという事です。

実際、かなりの個体差があり、車によりバラバラです。。
テスターで行う作業だけでは調整できない車もあり、
アクチュエーターの位置出しを、再度行う必要があります。

テスターだけでは出来ませんので、きちんとした所で整備してください。

購入してから、一度もクラッチのリセット(クラッチ・ミート・ポイントの学習)をしていない方は、
早めに行ってください。(要予約)

中古で購入され、調子悪いのが当たり前と思って、そのまま乗っていらっしゃる方の多いこと多い事!
クラッチのつなぎが悪い原因が、ディスクそのものに原因がある場合や、レリーズの動きが悪い場合、アクチュエーターが悪い場合もございますが、まずは、ここからスタートです。
本来の姿にもどしてあげてください。